GPA!

私が学生時代どんなポリシーでキャンパスライフを送っていたかというと、「大学なんて卒業すればよくて、成績なんて関係ない、そんなことより早く社会に出て働きたい(稼ぎたい)」という風に考えていました。卒業して7年目の春にそんな学生時代の過ごし方をこれほど後悔する日が訪れるとは思いませんでした。そう、GPAのことです。


GPAってわからない人のために簡単に解説すると。MBAに限らず大学院の受験に一般的に必要なもののひとつで大学の成績を数値化したものです。「Grade Point Average」という名前が指すとおり、優良可やABCといった成績を優=A=4.0点、良=B=3.0点、可=C=2.0点というようにポイント化して、係数である単位をかけて総単位数で割って計算します。一般的にMBAのトップスクールでは一般的に3.0以上とか言われています。つまりABCだとAがCよりも多ければいいということになります。


そして、先週我が母校に郵送でお願いしていた成績証明書が本日届きました。GPAってどこかに載っているのかなと思ったら、自分で計算しないとわからないみたいです。一覧をぱっと見たところ、非常にいやな予感がしたのですが、まずは表にして見ました。

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4単位 1 3 0
2単位 9 27 17
1単位 1 2 1


あきらかにCのほうがAより多いです!そして計算して見ると案の定、私のGPAは2.9という結果になりました。ま、本当に学生時代は勉強嫌いな私が万に一つも進学するわけが無いと思い、適当にやっていたので、3.0切ってるだろうなとは思ってはいました。が、ひょっとして何かでうまいこと3.0超えてないかなと淡い期待を描いてもいたのですが、やはり世の中そんなに甘くは無いですね。実は当時父親からは「大学の成績は一生付いて回るから、ちゃんと勉強しろ」という、今思うと本当にありがたいお言葉を頂戴していたのですが、当時の私にはそんな言葉は届くことも無く、こんな結果を生んでしまいました。


自分でも許せないのが、4単位の科目のB3つです。これ実は英語と私が中学から勉強していたスペイン語の初級のクラスなんです。成績重視で選択したはずのこれらがBというのはなんとも情けない限りです。将来MBAを考えていて現在学部に通っている方がもしこのブログを読んでいたら、私の父親の言葉を送ります。「大学の成績は一生付いて回るから、ちゃんと勉強しましょう」。間違いないです。ってこれを読んでいるような人は、そんなことわかってますよね。


さて、そんな私のMBA受験はGPAが2.9だったからといって終わるわけではもちろん無く、実は私のように職歴が行くときには7年になっているような人は、GPAの評価に占める割合が小さいと一般的には言われています。また、GPAの低さも、GMATでそこそこの点数を取り、エッセイの中でGPAが低かった理由がうまくフォローできれば、それほど気にすることでも無いというのが通説です。GPAは唯一、いまからがんばってもしょうがないものなので、気持ちを切り替えて、これからもがんばって行きたいと思います。


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