MBAって何?

MBA」を目指していますということで始まったこのブログですが。「MBA」って言葉は聞いたことがあっても、実際にどういうものなのか知らない人も中にはいるかなと思って書きます。


MBAはまず、"Master of Business Administration"の略で日本語では「経営学修士」のことを指します。ようするに「経営」を勉強して大学院を出たということを証明する学位です。日本人がイメージする大学院と違うのは、一回社会人として働いた人しか普通入れないということと、学ぶことが職業に密接しているということです。仕事に直結しているという点では法科大学院(Law School)などもそうですが、こちらは弁護士という一生食いっぱぐれない立派な資格が得られるのに対して、「MBA」は実はそういうものではありません。当たり前ですが、「MBA」を持って無くても会社を経営することはできます(というか持っていない経営者のほうが圧倒的に多いですよね)。


じゃあ何で高いお金を出して「MBA」に行くのか?各言う私も「ビジネス(経営を含む)」というものは「勉強」しても意味が無くて、身をもって「経験」することに価値があると思っていました(ある意味では今もそう思っていますが)。しかし実際の仕事の現場では、むしろその「経験」がネックになってきます、これは「経験が無いから大きな仕事を任せてもらえない」とか、「彼はまだ人の上に立つには早すぎる」など、コンサル業界ならともかく、普通の会社で私のような20代そこそこの若者が「ビジネス」の修羅場を経験するには、限界があります。「MBA」の魅力とはその「経験」をヴァーチャルなビジネススクールという学校で経験すること(経験を買うこと)でその問題をクリアしてしまおうというものです。すなわち「MBA」で2年間勉強するということは、現場で5年、6年、厳しい「ビジネス」の修羅場を「経験」したのに等しい評価を得ることができます(もちろん人脈形成などそれ以外の要素もたくさんありますが)。何かで上記のような記述を読んだのですが、確かにビジネススクールケーススタディとかを勉強するのは、そのケースの会社の経営に擬似的に関わるということになるので、なるほどと思いました。もちろんそれが全てではないですが、こういうことが「MBA」の意義のひとつではないでしょうか。

話はだいぶ脱線した気がしますが、「MBA留学」についてはアルクのこちらの本にとてもわかりやすくまとまっているので、興味がある方は一読することをお薦めします。

こうすれば受かる!MBA留学のススメ―あなたもこれで人生を変えてみませんか (MBAシリーズ)

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